【植物の部位ごとの香りの作用】-花-

【植物の部位ごとの香りの作用】-花-

こんにちは。

アロマブレンドデザイナーの青山美月です。

 

今回は\植物の部位ごとの香り作用/についてお伝えします。

 

 

たくさんのアロマ(精油)がある中でも

みなさん好みの香りや、最近好きな香り、昔は好きだったのに苦手になってきた。。

という経験はないですか?

 

もちろん日々の状態や季節などでも変わるのですが、実際に、私は香りの好みが数年前とは変わってきています。

 

 

自分の好む香りを〝植物の部位〟でみてみると、今の自分の心身の状態などもわかるかもしれません。

 

 

植物のスタートとして、種から根を張り、芽が出て幹になり、葉っぱ、お花、果実、、、

と植物が育つ段階があるように、精油は抽出部位が異なったものがたくさんあります。

香りの成分も、部位ごとに香りや効能も違います。


今回は人気の高いお花の香りが心身にもたらす作用をお伝えします♪

 

 

【花の精油の香り】

華やかで、うっとりするような甘さの香りのものが多い。

 

お花は子孫を残すために、虫や蝶を誘い受粉を促すためこのような香りのものが多いです。

虫たちを誘引する香りの作用から、異性を引き寄せる香りともされていて香水にもメインに使われることが多いですよね。

 

 

【心への作用】

悲しみやショック、不安、落ち込み、怒りなどの感情を感じた時に癒してくれる

ストレスを感じたときにリラックスできる

自信をつける

高揚感を高める

 

古くから冠婚葬祭では必ず花がつかわれます。

クレオパトラが香りも含めてローズを愛したという話は有名で、客人を招く時もバラを絨毯がわりに敷き詰めて迎えたそう。

 

今でもブーケをプレゼントしたり毎日の生活に飾ったりと、花を通じて感情が慰められたり、喜びや感謝の気持ちを表現したりしますよね。

お花は、私たちの感情にうったえかける力が大きいのだと思います。

また、虫を誘引する香りがあるため花から抽出された精油は〝魅力を引き出す〟とされていて自信をつけてくれます。

 

 

【体への作用】

●PMSや更年期などホルモンバランスを整える

スキンケア(透明感、肌の引き締め、乾燥ケアetc…)

冷却や鎮静

 

スキンケアでも、よく使われているお花の精油や成分。

ローズ、ジャスミン、イランイラン、ラベンダーなど、女性の方は身近に感じているかもしれません。

 

もちろんリラックスしたりストレスが緩まると、体への影響も良くなるので肌の調子や身体の回りなどにも繋がってきます。

 

 

 

【花はどこから香るのか?】

一般的には花びらが香るものが多いようです。

その他にも雄しべ、雌しべやその付け根にある蜜腺というところから香りが発散される花もあります。

花びらの表側と裏側で、片側だけが香りを発散する花もあるそうです。

 

開花した後に香りを放ち、昼間だけや、夜だけ香る花もたくさんあります。

こちらも香水でよく使われるチュベローズというのは日本語だと(月下香)と呼ばれて、夜に咲く花です。

 

1日のうちでも香りの強弱が変化したり、日が経つにつれて香りの質が変わったりするものもあります。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

直感的に選んだ精油の抽出部位には意味があると私は考えています。

 

その精油の香りにどんな意味や作用があるのかを照らし合わせて考えてみると、疲れているのかもしれないなぁ〜など

日常生活でのケアのきっかけにもなると思います♪

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