【植物の部位ごとの香りの作用】-種-

【植物の部位ごとの香りの作用】-種-

こんにちは。

アロマブレンドデザイナーの青山美月です。

 

今回は\植物の部位ごとの香り作用/についてお伝えします。

 

 

たくさんのアロマ(精油)がある中でも

みなさん好みの香りや、最近好きな香り、昔は好きだったのに苦手になってきた。。

という経験はないですか?

 

もちろん日々の状態や季節などでも変わるのですが、実際に、私は香りの好みが数年前とは変わってきています。

 

 

自分の好む香りを〝植物の部位〟でみてみると、今の自分の心身の状態などもわかるかもしれません。

 

 

植物のスタートとして、種から根を張り、芽が出て幹になり、葉っぱ、お花、果実、、、

と植物が育つ段階があるように、精油は抽出部位が異なったものがたくさんあります。

香りの成分も、部位ごとに香りや効能も違います。


今回はアクセントとしても使われる種の香りが心身にもたらす作用をお伝えします♪

 

種の香り、、といってもなかなかピンとこないかもしれませんが

・カルダモン

・フェンネル

・ブラックペッパー

・ピンクペッパー etc…

 

などは植物の種なんです。

精油(アロマ)もあるので、ぜひ香りも試してみてください。

 

 

【種の精油の香り】

少し刺激のある、爽やかな香りのものが多いです。

 

刺激的な香りはアクセントとしてキュッと引き締めてくれるので、

香水でも意外とカルダモンやペッパーの香りは入っていることが多いんです。

 

ローズにブラックペッパーの香りを合わせた香りは、女性はもちろん男性にも使いやすい香りになったりします。

 

 

【植物としての役割】

植物にとっての始まりとなる〝種〟に

DNAが記録されていて、これから成長するための生命エネルギーがあります。

 

そのため、種から抽出された精油は〝殻を破って飛び出すパワーやチャレンジ精神を与えてくれる〟とされていています。

 

 

【心への作用】

●リフレッシュして気持ちを前向きに

●やる気が起きないときのエネルギーチャージやパワーが必要なとき

●考えすぎてしまうとき

 

殻を破って新しいことに挑戦するときや、考えすぎて煮詰まってしまったときに力になってくれます。

 

 

【体への作用】

●胃や腸などの消化力をサポート

●吐き気や乗り物酔いに

●身体を温める

 

本場インドのカレーにも必ず入っているスパイス。

カルダモンやペッパーなどは、その中でもよく使われることの多いスパイスです。

 

カレーの香りは食欲を刺激すると言いますが、それは一つ一つのスパイスの香りがあるからなんです。

 

実際に身体を温めたり、消化を促す役割をしてくれています。

 

 

【種の香りの使い方】

とはいっても、なかなか単体だと使いにくい種の香り。。

 

刺激も強いので、単体で香らせるというよりも

お気に入りの香りに一滴プラスするくらいの感覚で使うのがオススメです。

 

とくにカルダモンは、爽やかさが強くあるので

意外とどんな精油の香りとも相性が良いんです♡

 

深みを出したい、いつもと違う香りを楽しみたいときや

定番の精油の香りはもう揃っていると言う方は

ぜひカルダモンやペッパーの香りを一本持っておくと楽しめると思います♪


 

いかがでしたでしょうか?

 

 

直感的に選んだ精油の抽出部位には意味があると私は考えています。

 

その精油の香りにどんな意味や作用があるのかを照らし合わせて考えてみると、疲れているのかもしれないなぁ〜など

日常生活でのケアのきっかけにもなると思います♪

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